北イタリアはトレンティーノのチェンブラ谷から来たキジ虎猫ルイ
ルイは私の愛猫で、今年で13歳になります。
結構なお年ですが、とはいっても、中身は永遠の子猫ですね。
ルイは私の家から車で約30分の、チェンブラ谷の兼業農家の生まれ。
うかがったお宅は何と、有名なイタリアの競輪選手、ジルベルト・シモーニ氏のお姉さん宅だったんです。
私は自分でも競輪をしてたことが少しだけあり、
競輪ファンなので、うわー!とちょっとだけ運命を感じてしまいました。
北イタリアはトレンティーノのチェンブラ市。
ワインの一大産地でもあります。
アルプスの真っ只中、ドロミテ山塊の一部をなす谷底にある街。
猫愛護団体のお姉さんの案内で、お宅までもらいに行ったときは、兄弟5人とお母さん猫と、畑で元気よく遊び回っていました。
木に登ったり、じゃれたり…。
飼い主のお宅では、増えるとこまるというので、愛護団体にコンタクトをとり、
そこから、登録していた私のところにお声がかかったのです。
5匹いた中で、ひと目でこの子だ!と決め、もらったきたのです。
でも、本猫からすれば、外で遊ぶのに慣れていたので、
市内のマンション暮らしになったときの悲しみようと言ったら…
生後4週間で家に来て、3ヶ月位はマンションぐらしを毎日嘆いていましたね。
4ヶ月目に、一緒に高原に遊びに行ったときに、目を爛々と輝かせて、蝶や蜂を追いかけているうちに、いなくなってしまいました。
きっと、生まれ故郷を思い出したのでしょう…
探せどみつからず、嘆き悲しんで下山した私。
もう戻ってこないかと思っていたのに、
1週間たって、宿泊していた山小屋に、お腹をすかせて戻ってきました。
それからというもの、すっかりお家ぐらしが好きになった猫です。
懲りちゃったのかな?
では、また…♪