イタリアで生活して大変なこと
日本と全く違う国、イタリアに住んだとして、大変なことって何か、気になりますよね。前もって大変なことを知っておけば、肝を抜かすことも防げるかもしれません!
サービスが適当、もしくは皆無
サービス大国と言われている日本からイタリアに来ると、この差には愕然とすること間違いありません。
イタリアには「サービス」は普通には存在しません。
レジの人は無愛想、聞いても答えない、人の動線を全く考えないものやサービスの配置、自販機が故障してる、問い合わせ先の電話が通じない、もしくは誰も分かる人がいない、等々、サービスが機能しないのは日常茶飯事です。
なんでもすんなり物事が進む日本から来ると、一歩歩けば棒に当たるような状況かと思います。
サービスはお金を払って得るものなので、本当に困ったときは、チップを渡してお願いしましょう。
普通のイタリア人は、そんな時、諦めず、怒らず、粛々と欲しいものを手に入れるように頑張ります。
当たり前のサービスを得るのにかなり苦労することがしばしば、なのが、イタリアの大変なところです。
都会にはスリが多い
ミラノやローマなどの都会には、かなりスリがいます。
旅行者はもちろんのこと、現地の人もうっかりすると財布やスマホをすられています。
バッグは必ずファスナーで全部締まるもので外出し、口の開いたバッグの中には盗まれてもかまわないもの(雑誌など)しか入れてはいけません。
車上スリも多く、バッグや小銭などの物品は車に残したまま立ち去ってはいけません。
仮に何も金目のものがないとしても、ガラスを割られたりすると、そちらの修理代がかかりますので、そもそも車上には何もおかず、狙われないようにしなくてはなりません。
税金が高い
学生なら税金を気にすることはないと思いますが、働き始めると、税金の高さは気になります。全体の稼ぎの6割は税金で持っていかれます。
しかし、イタリアは学校が無料もしくはとても安い、病院が無料、などの福祉があり、それを支えるシステムゆえにそうなっている、いわば半社会主義的システムですので、その点は理解する他ありません。
こんな話をするととても大変そうな気がしてしまいますが、人は優しく、気候はよく、食べ物が美味しく、ハイセンスなイタリアは、住んでみて得るところも沢山有ると思いますよ!