ローマに行くと必ず食べに行く、私のイチ押しレストラン。本格的ローマ料理を豊富なワインと一緒にいただきます!
ローマ市街中心地、ヴェネチア広場(Piazza Venezia)から徒歩5分ほどのところにある小さなマルガーナ広場。
この小さな広場の歴史は古く、1600年台の建物が並び、映画の舞台としてもしょっちゅう使われることのある広場は、なぜか、観光客がほとんどこない、地元ローマ人のためのスポットです。
この広場には二件レストランがあり、どちらもとっても美味しい伝統的ローマ料理を供してくれます。
そのなかで、私のお気に入りがこちらのレストラン、「ヴィナンドVinando」です。
http://www.vinando.eu/ristoranteroma/
このお店の名前、Vinandoとは、日本語に訳すと「ワインしながら」みたいな感じでしょうか。
元々エノテカ・ワインバーであることは、その名前からも、店内にぎっしりと並ぶワインからも一目瞭然。
でも、ここのお料理は本当に美味しい。口が聞けなくなるくらい、美味しいです。
特に、リゾットとパスタは死ぬほど美味しい。
私の一番のお気に入りはトリュフとポルチーニのリゾットです。
今回はダイエット中だったため、野菜のお皿のみ、4種類注文しました。
ローマブロッコリーのソテー。舌の上でとろりととろける食感の、柔らかいブロッコリー。ほんのりと、にんにくと玉ねぎの芳香。
プンタレッレのサラダ、アンチョビあえ。さくさくとしたプンタレッレの芽の食間に、アンチョビの塩気と、新鮮なオリーブオイルがよく合う。
アーティチョークのユダヤ風。花のようにアーティチョークを開いて、揚げた物。花弁がパリパリとして、中心部がほくほくしている。塩味であっさり食べる。
シンプルすぎる見た目なのに、味は超常とも言える美味しさ。チーズと胡椒のパスタ。こってりとした食感なのに、ジューシーに感じるのはなぜ?シンプルすぎる料理の美味しすぎるレアリゼーションが真似出来ない至高の域。
そうこうしているうちに、店内も賑わってきて
ここはデザートも逸品です。
写真を取るのを忘れてしまいましたが、どれも死ぬほど美味しい。
チョコレートスフレは注文が入ってからオーブンに入れるため、10分かかります。
周りはさくさく、中はとろ~っとチョコレートが流れ出る。
パンナコッタもとても濃厚で、表面のカラメルがパリパリなのが口の中でとろりとぱりぱりが混ざり合う快感と甘さとクリーム感と…
今回はダイエット中なので、レモンシャーベットを頂きましたが、これもほんとうにきちんとした作りで、正統派で完璧なレモンシャーベットでした。
まとめ
ここはそもそもがエノテカなのですが、料理が美味しすぎて、いつもワインのことを忘れてしまうんです。
もちろんワインも頂いているんですが、素晴らしいワインが揃っていても、やっぱり料理の脇役になってしまうんですね。
そして、それが食卓におけるワインのそもそもの正しいあり方なんだな、とここにくると再発見してしまうのです。