開店時間を気にしたいイタリアのお店
日本は世界に類を見ない便利な国と言われていますが、それをイタリアで実感するのがお店の営業時間かもしれません。
昼休みにしまってしまうお店
最近では法律の改正もあり、営業時間が長くなったところも多いです。
基本、イタリアのお店は昼休みを12時か12時半から、15時もしくは15時半までとりますので、ショッピングに出かけるなら午前中早くか、午後3時以降に出かけましょう。
11時頃のんびりホテルをでると、1時間位して店がしまり始まる…なんてことが普通に起こります。
スーパーもお昼休みに閉めるところが多いですが、最近はスーパーの大型店などではお昼休みも営業している所が多くなりました。
土曜日も、日曜日も営業しているところもあり、一昔前には信じられなかったほどです。
しかしまだ昔ながらに閉める所も多いので、出かける前には営業時間を調べていったほうが安心です。
緊急の際はどうしたら?
薬局は市内に必ず一つ、当番制で夜中も空いているところがあります。
すべての薬局のドアに、その日の夜営業当番の薬局が示されています。
また、駅のバールの営業時間は長く、朝5時半から夜中遅くまで開いていますが、24時間営業ではありません。
空港の売店も24時間営業のところはほぼないといってよいくらいなので、微妙な時間に到着して開いているお店を見つけたときは、すかさず必要なものを購入しておいたほうが安心です。
またマクドナルドも営業時間が長く、午前中11時から夜0時まで営業しています。
例外的に、12月のクリスマス前のシーズンは、日曜日も開店、昼休みも開店しています。しかしこれは、クリスマスプレゼント購入者の特需を見込んだ、年に一度の一大イベントなのです。
この期間は昼休みが多くのお店で営業となり、夜は7時半か8時に閉店します。
ほぼ店は全て閉まっている祝祭日
一方、必ずしまるのが祝祭日。
クリスマスと元旦、イースターには、ほぼ例外なく全てのあらゆるお店がしまっていると考えておいたほうがいいでしょう。
レストランもバールも開いていません。
イタリアには日本のコンビニにあたる便利なお店がないですので、日曜祝祭日に重なる旅行の際は、常備薬に合わせ、フルーツやクッキー、ナッツやチョコレート、ミネラルウォーターなどの携帯食を持っていくことをお勧めします。