芸術好きなら外せないフィレンツェ
イタリアといえば芸術!と答える方も多いでしょう。
実際イタリアには様々な芸術作品があり、多すぎて迷ってしまうぐらいですね。
そこで贅沢な大人の旅にぴったりな場所をご紹介します。イタリアの芸術を楽しみたいならまずはフィレンツェに向かいましょう。
別名「花の都」とよばれるフィレンツェでは、ルネサンス文化を感じることが出来ます。
そしてここの中心地は「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産に登録され、また1986年には「欧州文化首都」に選ばれています。
そこにあるウッフィツィ美術館は近代美術館としてはヨーロッパ最古のものであり、イタリアの美術館の中で収蔵品の量、質ともに最大の美術館です。鑑賞するのにまる一日かかります。
まずは、こちらの美術館で絶対に外せない美術品をいくつかご紹介します。
フィリッポ・リッピ作の絵画で「聖母子と二天使」。
また、向かい合う男女が印象的な絵画、フランチェスカ作「ウルビーノ公夫妻の肖像」。
ボッティチェリの傑作「ヴィーナスの誕生」と「春(プリマヴェーラ)」も見ることが出来ます。
フーゴー・ファン・デル・グース作の絵画「ポルティナーリ祭壇画」。
レオナルド・ダヴィンチの名作「受胎告知」もありますよ。
ダビデ像で有名なミケランジェロが描いた、丸い形の絵「聖家族」。
ラファエロ作「自画像」や、子供をあやす母親を描いた絵画「ひわの聖母」。
そして、美しい女性の裸体を描いた、ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」
など、多くの作品があり、どれも目を奪われるものばかりです。
フィレンツェと言えばもう一つ、忘れてはならない作品があります。それは「アカデミア美術館」に展示されている「ダビデ像」です。こ
ちらも歴史の教科書には必ずと言っていいほど載っていましたね。高さ4.1mもある大きな大理石の像で、かなりの迫力です。
こちらのアカデミア美術館には多くの彫刻が展示されており、彫刻の他に楽器の展示室や、石膏塑像が陳列されたコーナーもあります。
フィレンツェは町そのものが世界遺産であり、ルネサンスそのものと言ってもいいでしょう。まさに大人の芸術旅にはもってこいの場所です。イタリアの芸術は本当に素晴らしいですね!