イタリアの気候と服装
イタリア南部の春から夏
イタリアの気候は、北部と南部で結構違います。
そのため、イタリア旅行の服装は、地域と季節で変化があります。ナポリを始めとする南部は、陽気で時期によってはかなり暑くなります。
春から秋にかけての時期は、ある程度軽装で旅行した方がいいですね。海沿いの場所だと湿気が強くなりますので、風通しの良い服装で行かないと汗まみれになってしまうこともあります。
日差しもきついので、帽子の用意も忘れずに。
もちろん、この日差しの強さが地中海沿岸都市の魅力ですから、太陽の恵みを存分に味わうのも良いでしょう。
ただし、風があると、一気に体の水分が失われる危険性もありますので、こまめに水分補給をして脱水症状に陥らないように気をつけましょう。
イタリア南部の秋から冬
一方で、冬の時期になると冷えてきます。南部でも冷え込みが厳しいときがあり、厚手のコートなどが必要になる日も結構あります。
長旅で、服をたくさん持っていくのも大変なことがありますので、フリースやダウンジャケットなど携帯性に優れた暖かい服を持っていくといいですね。
また、石畳の道や石造りの家などは足元から冷えてくるものですので、靴下を厚手のものにしたり、ブーツなどの保温性に優れた靴を持っていったりするのもいいでしょう。
イタリア北部の冬
イタリア北部は、同じイタリアでも南部よりずっと寒く、厳しい気候となることもあります。
特にアルプスに近いエリアは、冬の時期は日本の北部と同じくらい寒くなりますので、しっかりと防寒対策をする必要があります。
ホテルは別として、観光名所となっているワイナリーや文化施設などは、暖房があまり効いていないこともありますので、室内だからと油断しないで着込んでいった方が良いでしょう。
イタリア北部の夏
北部でも夏になるとかなり温暖な気候となります。
昼間は半そででも大丈夫で、とてもさわやかな気候となるのがうれしいところです。でも、昼間暖かいからといって油断してはいけません。
夜になると日によっては冷え込むことがあって、フリースなどの保温できる服がないと寒く感じるでしょう。
もちろん、ホテルはしっかりと空調が効いているので大丈夫ですが、ディナーに行く時や街の夜景を見に行くときなどは、一枚羽織れるものを持参するのがベストですね。
寒暖差が結構あるので、風邪を引かないように気をつけましょう。